About Farm

菅谷いちご園について

筑波山や霞ヶ浦を一望できる緑豊かなかすみがうら市(旧出島村・千代田村)は、レンコン・梨・ブドウ・ブルーベリー・栗・柿・いちご等、豊富な種類の野菜や果物の栽培が盛んです。この肥沃な土地で、半世紀にわたりいちご栽培一筋で取り組んで参りました。寒すぎず、暑すぎない適度な気候は、味はもちろんのこと、品質の良いいちごを栽培するのに最適です。
私たちは、「お客様へ美味しいいちごをお届けしたい」、その思い一心で日々いちごと向き合い、丹精込めて栽培に励んでいます。

目指しているもの

『美味しいいちご』とは、どういうものでしょうか。糖度と酸味のバランスとは良く言いますが、私たちは「後味」にもこだわります。
甘味の中から少しだけ顔を出す酸味、口の中に残る芳醇な香り、そして舌に残るいちご独特の旨み。
これらそれぞれの絶妙なバランスが保たれて初めて、『美味しいいちご』と呼べるのだと私たちは考えます。

【人事を尽くして天命を待つ】
いちごに限らず、農作物はお天道様と作物の気分を伺いながら、じっくり手をかけて育てます。決して同じ条件で作ることはできません。だからこそ、ベストを尽くす必要があります。当園では、”理想”とする『美味しいいちご』に近付けるため、お客様の声と客観的な味の評価をフィードバックし、育て方を日々改善しています。
『美味しいいちご』に到達するには、この先もきっと長い道のりでしょう。しかし今できる限りの事をして、その結果お客様に「このいちご美味しい!」と言っていただける。
この声が次第に大きくなっていってくれたら、この上なく嬉しく思います。

いちごへのこだわり

【1.土耕栽培】
畝立てした土の上でいちごを栽培する方法です。
しっかりした土作りをすることで、いちご本来の深みのある味わいになります。
一方で、病害虫が発生し易い、腰をかがめての作業がメインであるため重労働、苗の管理が大変等、他の栽培方法よりデメリットもたくさんあります。
しかし『美味しいいちご』を目指す当園では、土耕栽培にこだわり、いちごの味を最大限に引き出すよう努力しています。

【2.オリジナル堆肥と土作り】
これがいちごの味を決める最も重要な因子と言っても過言ではありません。
植物性有機物(大豆粕や油粕など)と窒素分の多い米ぬかなどを少量混ぜ、それに土着菌の多く含まれた腐葉土と微量要素を加えて、菅谷いちご園オリジナルの堆肥に仕上げます。
また赤土を毎年圃場へ投与することで水はけを良くし、いちごが水っぽくならないよう土壌改良にも努めています。
この堆肥と毎年行う土壌改良のおかげで、いちごが育つ土の中は微生物でいっぱいになります。微生物が活動する過程で栄養分が緩やかに補充され、いちごは時間をかけて成熟していきます。
それによって、甘味が十分にのった深い味わいのいちごができます。
土耕栽培 オリジナル堆肥 オリジナル堆肥 赤土
【3.完熟採り】
いちごは大変傷みやすい商品です。
傷みを最小限にするため、完熟させる手前で摘み取ってしまういちごもあります。
しかし、いちごは完熟させるほど甘味が増し、酸味は抜けていきます。
当園では完熟採りを基本としています。
「傷まないの?」と思われるかもしれませんが、いちごの実自体を硬く仕上げることで、傷みを最小限にしています。

【4.IPMの実践】
いちごは病害虫の被害に遭いやすく、慣行的には多数回の化学農薬散布に頼らざるを得ないのが実情です。
近年、IPM(Intergrated Pest Management)という考えが広まってきており、当園でもその取り組みを実践しています。
IPMとは利用可能なすべての防除技術を慎重に検討し、病害虫・雑草の発生増加を抑えるための適切な手段を総合的に講じるものです。これにより、化学農薬依存から脱却し、人の健康に対するリスクと環境への負荷を軽減、あるいは最小の水準にとどめることが可能になります。
私たち生産者にとっては、安全で信頼される農作物を安定して生産できるというメリットがあります。
当園では、「有機農産物(※1)」として表示可能となる薬剤(※2)、粘着テープや光を用いた害虫防除機器を積極的に活用し、化学農薬の使用を極力避けるよう、栽培に細心の注意を払っています。
完熟採り フェロモントラップ カブリダニ剤 光による害虫防除
※1 有機農産物としての認定は受けておりません。
※2 天敵製剤(アブラバチ、テントウ虫、カブリダニ等)、微生物製剤、フェロモン製剤、天然由来薬剤(デンプンや硫黄粉剤)
参考文献
  • いちごIPMマニュアル(H23.3月発行), 栃木県HP
  • 総合的病害虫・雑草管理(IPM)実践指針(2005年9月30日公表), 農林水産省HP

沿革

1968年(昭和43年) 代表(菅谷利男)が実家でいちご栽培を始める。
代表の父の代は梨農家。さらにそれ以前は醤油醸造会社を経営。
1972年(昭和47年) いちご栽培にミツバチを導入。栽培品種は「ダナー」がメイン。
その後、「宝交早生」、「てるのか」、「女峰」、「アイベリー」等、様々な品種を栽培。
1996年(平成08年) 「とちおとめ」鉢植えいちごの販売を、全国に先駆けて開始(現在は販売しておりません)。
2011年(平成23年) 代表の長男(菅谷嘉晃)がいちご農家に転身。
2014年(平成26年) 数年前から試験的に栽培してきた夏秋採りいちごの栽培を本格的に開始。
品種は「すずあかね」、「信大BS8−9」。現在に至る。

事業者概要

事業者名 菅谷いちご園
所在地 〒300-0121 茨城県かすみがうら市宍倉(ししくら)926
電話番号 Tel 029-897-0533 Fax 029-897-1958
ホームページ www.sugayaberry.com
メンバー 13名(2014年10月時点)
取引銀行
常陽銀行
出島支店
ゆうちょ銀行
土浦支店
JAバンク
霞ヶ浦北支店
代表者 菅谷 利男 (すがや としお)

事業内容

・いちごの生産
冬春採りいちご 約1.5ha
夏秋採りいちご 約0.3ha
・いちごの販売

ロゴマークについて